私たちの先生、ステンツェル兄弟によるデュオの講習会がロストック音大で7月終わりから1週間ありました。
連日45分のレッスンと、そのほか演奏会や遠足など、かーなーり充実。
終わった今では、完全に抜け殻のようにカラカラ‥
ARDコンクールが近づいていることもあり(先生も審査員)、気合の入ったデュオたちが参加してました。
例えば、ゲンダイ曲を完全暗譜でものすごい演奏を聴かせてくれた双子デュオ、
相方が思わず涙してしまうほどのシューベルト(幻想曲)を演奏した、通称「痴話げんかデュオ」(とても仲のいいカップルです)。連弾庵さんのところで
CDが紹介されています。ちなみに私たちと同じステンツェル門下。
そんな「キョーレツ」なデュオたちが参加するなか、私たちもひょっこり参加したわけです。
今回の私たちのメインは「バルトーク:2台ピアノと打楽器のためのソナタ」。
実質2週間ちょっとで譜読みした状態でレッスンを受け、ぶっつけ本番の打楽器合わせをしてしまったあげく、何を間違えてか4組のデュオ(もちろんARD組)から私たちが講習会最終日のコンサートで弾くはめに。
ここで相方の一言ドイツ語。「Mensch...」
これには先生も爆笑。
ちなみに
こんな感じの人たち。上の写真の両端にも微妙に(右に兄ハンスのお腹と左に弟フォルカーのおしり)写ってます。この写真はクラスのみんなで
Warnemündeという近くの海水浴場に行ったときのもの。
ちなみに、本番のバルトークは「暗譜」で、しかも打楽器の2人も「暗譜」(すごい)。
そのあげく、私落ちました(どっちが落ちたかは、聴きにきた人のみ知っている‥だいたい想像つくと思うけど)。
でも、すごく楽しかったし、この曲は私たちに合ってるかなーという気がしました。
みっちりデュオに取り組めていい勉強になったけど、何よりいろいろなデュオと知り合いになれて、つたないドイツ語+英語でコミュニケーションをとれたことがいいことでした。
Kee Guan, Philipp, Vielen Dank!