先日、ブレーメンより高校時代のクラスメイトが遊びにきてくれました。ブレーメンにはなくてロストックにあるもの‥ということで近所のヴァルネミュンデという海水浴場に。さすがに水着は持ってなかったので、見学(何を?)のみ。海辺のレストランでビールを飲みつつ、昔話に花がさきました。
そんなこんなで「たまにはこっちから誰かを訪ねよう」ということになり、ハノーファーへ。まずは友人の作曲家Yaekoの家におじゃま。高校のころからみんなと何かが違った彼女の作品は最近アンサンブル・モデルンによって演奏され、これからますます活躍していきそう。少し聴かせてもらったけれど、誰のものでもない(聴いたことのない)彼女だけの音楽で、それは作曲家にとって何より素晴らしいことです。考えもとてもしっかりしていて、本当に尊敬できる人。いろいろお茶目だけど。ちなみに彼女には3歳になる息子「へーちゃん」がいて、写真の感じにおもちゃにされてました。
ハノーファーといえばこの人、ということでもちろん高校のクラスメイトK氏とAちゃんにも会ってきました。が、お互いあんまり時間がなく、また次回ゆっくり‥という感じに。とてもがんばってるみたいでとてもうれしかったものの、「ぼくはキワモノ系でいく!たとえばアファナシエフとか‥(その後外見が「個性的」なピアニストの名前が続く)‥みたいな」と言ってたのはまるで賛成できません。Aちゃんがかわいそうです。演奏が個性的ならいいけど‥彼は昔から極端から極端へ移る人だったなあと思い出してウケました。
ハノーファーへは3年ぶり(へーちゃんは赤ん坊でした)、前回行った2003年も猛暑でしたが、今年はさらに上回りそうだそうで、内陸にあるハノーファーはとんでもない暑さでした(暑いといっても空気は涼しいロストックに住んでいることに感謝)。帰りのICEはクーラーの故障してる車両などもあって、サウナ状態。そんな中でもドイツ人は文句も言わずに座ってるのをみると、たくましい人たちだなあと思います。
がんばっている人たちと会うと、こっちもさらにがんばろうと気合が入ります。ハノーファーは暑さだけではなくて、音楽も厳しいみたい。ロストックは涼しい分‥なのか。相手をしてくれた4人、どうもありがとう。
Aちゃんへのお願い