「光る君へ」の21話はいわゆる神回でした。枕草子ファンからすると中関白家のえがき方がーとか言っていたのに、ああ、こういうことか・・と、脚本に脱帽でした。枕草子誕生のシーンは本当に素晴らしかったですね。あの大石さんと仕事ができるかも、みたいな話があったのはもう20年前。結局は全てを置いてドイツへ行ってしまったのですが、無数にある、行かなかった道のひとつを思い出したり。
で、「虎に翼」。今週は見る勇気がでなかったものの、誘惑に負け(?)見てしまいました。いやー、言葉がない。ていうか音楽がいい。あの曲聴くだけで泣ける自信がありますね。ああ、人生の4期目に入った自分のいまだ弾かれざる神回と書かれざる傑作よ、と思いつつ、こうした作品たちに励まされるとき、創作とは何なのかと思います。
・・いつも爆発と収縮をくりかえしている次男。
「○○のたね」を書くという小学校の課題に「音楽のたね」を書いたと聞いてびっくり。てっきり「バクダンのたね」とかだと思ったのだが。本人いわく、いつもほえられるおむかいの犬も、そのたねのちからで「にゃー」となるそうな。