高校野球、おもしろかったなあ。こんなゆっくり見たのはいつ以来・・というわけで、この8月は「海」「山」「夏」と、息子とともに楽しみました。ピアノ?ええと、それなんですか。わたしわかりません。
そんななか、生徒たちはコンクール・・。まず、受けた全員が全国大会なり本選なり最後まで進んだことはほめたい!私を!(おいおい)・・コンクールに熱心な先生ではないので、ってことは、生徒ががんばったってことですが、私なりの考えもあって、それは、ある水準までは引き上げる、ということ。あたりまえじゃん、と思われそうだが、意外にそこまで達しないで弾いているのだ。作品にも奏者にも、もっと潜在的な可能性が残ってるのにな、と思う。なので、結果としてそれなりの評価がついてくる。
とはいえ、最終的には入賞したり、しなかったり。しかし、そこは自分でやってくれ、と。代わりに弾けるわけでもなし(弾いたところでどうだか)、結局は個人それぞれとしか言いようがない。いまコンクールは1位になったからといって人生が大きく変わるようなものではないだろうし、どんな結果よりも、個人体験の生かしかたが大切になっている。
書いていて、これでいいのかはよくわからないと思う。しかし、私たちが先生方から学び、切り拓いてきた道を(おっと、かっこよすぎる書き方だぜ)利用して、どんどん先にいってほしい。PTNAのすばらしい1位デュオはそのままARDに参加するようで、おお!がんばれ!と思う。そんな発想は当時の自分たちには全くなかったし、ぼやぼやしてたし、誰も何も知らないからひとつひとつ手探りだった。
とはいえ手探りのおもしろさということはあって、ショートカットすればいいともいえない。そこが難しい・・しかし、枝豆ビールで高校野球を見ていた学生時代がよかったか、と言われるとねえ・・そのツケを払いつつ、後ろに足音も聞きつつ、もう一度、手探りで進む時期がやってきたような気がしてきた。