年末年始は練習環境が大変よかったために、新曲4つ!と計画して、どうにか2曲を譜読み。そのうち1曲のレッスンを昨日タール&グロートホイゼン・デュオにお願いしました。というわけで、新年1曲目はラフマニノフ「組曲第1番」。
自分を君子というのはあまりに厚かましいけれど、以前「ラフマニノフなんて一生ひかないねーましてや組曲!ぜったいナイナイ」などと、
友人デュオ(すばらしいラフマニノフ弾き)にべらべら話していたのですが、考えが変わって勉強してみることにしました。
結局、いい曲なことに気づいた、ということですが、それだけでもないようです。大きなロシアの横にある島国の住民として大陸に対して変な距離感があったのですが、2008年は世界情勢の転換の年だったからかロシア観に変化があった(何のこっちゃ)、とか。
カンディンスキーにストラヴィンスキー(新しく勉強しているもう1曲)と、意識していなかったのにこのところロシアものが続いています。T&Gデュオの大変有益なレッスンのおかげもあり、以前持っていた苦手感が薄まってきました。「ロシアと日本は近い」という連弾ネットT氏の卓見。
ラフマニノフはいつか披露させていただきたいと思いつつ、今日からはまたレーガーへ戻ることとします。