もうひとりの招待作曲家、スヴェンさんはとても気さくなおじさんでした。スウェーデンの人ですが、現在はアメリカに住んでおり、そのせいか性格もポップに?
相方は謙遜してますが、BassposaunistのEdane氏との演奏はとても迫力があり、作曲家いわく「この曲はもっと演奏されていい」(15年ほど聞いてなかったらしい)といったくらいですから、これは賛辞として素直に受け取るように。
フェスティバル最終日はスヴェンさんの曲を集めた演奏会。充実した1週間を反映した素晴らしいフィナーレ‥になればよかったのですが、作品はともかく、演奏家がまるでいけてなく、ガックリでした。「プロ」だそうなのですが、上手い下手の以前に(下手でしたが)やる気が感じられない。ひどいものです。
クラシックの作品以上に、録音や再演の少ない現代音楽では演奏者の責任がとても大きい。演奏次第によって作品がよくもわるくも感じられます。極端に言えば現代音楽においては作品以上に演奏が重要とも言えます。四の五の言う前に、まず作品を受け入れ、それを聞いている人にどう伝えるか‥とても基本的なことと思います。
などと他人の話はさておき、まずは練習しよっと‥