コンチェルトの本番まであと1週間なのに、モーツァルトが下手すぎる。やけになりますますお菓子の消費が増え、逃避から「カルテット」の謎を考えたりブログに走ったり。逃げちゃだめだ!・・いや、役に立つんだったっけ?(たたなそう)
大好きなカーゾン&ブリテンの27番のCDを聴く。普段ならうっとり、だが、今聴くと怒りが。なんでこんなに素晴らしく弾けるんだ!?CDをへし折りそうになる。(ただの八つ当たり)
この間のARD、本選がモーツァルトだったな、と思い動画を見てみると、がっくし・・ああ、こんなだからデュオは2流分野だと思われるんだ。これじゃ自分たちの演奏と大して変わらない。(おいおい)
一音一音にあかりが灯ったような、真珠のような、とかいわれるあの音の並びはいったいどうやったらでるのだろう。どうにもならないので、今日は以下のような違ったアプローチを試みた。
0、楽譜を分析する(これはやってた)
1、さらに細密に分析しながら弾く
2、自分の中に弾きたい音を無理やりにでも生み出し、聞きだす
3、心のなかの音を再現しているかのように自分の耳をだます
・・書き出すとひどいな。
そんな私が教えているデュオレッスン2日目、せっかくなのでまた曲目だけでも。
小倉朗:舞踏組曲 第1、2楽章
ブラームス:ハイドン変奏曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ブラームス:2台ピアノのためのソナタ 第1楽章
ラヴェル:序奏とアレグロ(2台ピアノ版)
ストラヴィンスキー:春の祭典(オリジナル連弾版を2台で)
小倉朗さんの曲は石岡久乃先生のご紹介。全然知らなかったけれど、これが本当にいい曲。これも近いうちに弾きたいなあ・・って、まずはモーツァルトか・・もー。
もー、とか言いつつ、K365、弾けば弾くほどに圧倒的に素晴らしい曲で、弾けるのが本当にうれしいんだけど、だけど・・
もー・・。