8月25日のサントリー・サマーフェスティバル「音楽の現在」演奏会はたくさんのお客さまに恵まれ、また指揮の沼尻竜典さんと東京都交響楽団の皆さんの力強いサポートのもと、自分たちなりに生き生きと演奏をすることができました。聴いていただいた皆様、ありがとうございました。
サントリー音楽財団創設40周年 サマーフェスティバル2009 音楽の現在
2009年8月25日(火)19:00開演
サントリーホール 大ホール
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947- ):リコーダーとオーケストラのための4つのアダージョ(2008)
オーガスタ・リード・トーマス(1964- ):ヴァイオリン協奏曲「楽園の手品師」(2008)
ルーク・ベッドフォード(1978- ):オーケストラのための「花輪」(2007)
ペーター・エトヴェシュ(1944- ):2台ピアノとオーケストラのための協奏曲(2007)
*全曲日本初演
沼尻竜典(指揮)
鈴木俊哉(リコーダー)
千々岩英一(ヴァイオリン)
瀬尾久仁&加藤真一郎 ピアノデュオ(ピアノ)
東京都交響楽団(管弦楽)
お気づきになられたかもしれませんが、今回は協奏曲のソロだけでなく、オーケストラの中でも2曲ピアノを担当いたしました。こちらのほうが実は大変・・沼尻さん直々の特訓の甲斐もあって本番にはどうにかなりましたが、パート譜のみでサクサク演奏されるオーケストラの方々を本当に尊敬いたします。
協奏曲のほうは、いつもの2人だけで演奏しているときととは違う環境へのとまどいもあり、また、ただ単純に相手の音が聞こえない!・・というような恐怖もありましたが、アクシデントはありつつも「ピアノデュオ」の名に恥じない演奏にはなったのではないかと思います。思いたいです。でも、もう1回弾きたいなあ・・
さて、このブログ、完全帰国に合わせて終了しようかと考えているのですが、ご要望があったためもう少し続けることにします。まずは、留学最後の素晴らしい時間をちゃんとご報告いたします。